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日本酒スタイリスト 金子 ひろみ
Osakeにあう簡単・ヘルシー・美味しいおつまみ VOL.36

材料(2人分)

真鯛
2切れ
少々
大さじ1
ごま油
小さじ2
おろしにんにく
小さじ1
トウチー(豆鼓)
40g
大さじ6
しょうゆ
小さじ2
豆板醤
少々
白髪ねぎ
適宜
香菜
適宜

作り方

  1. 鯛はうろこを包丁の背で取り、塩少々をふっておく。
  2. 器に鯛をおき、酒をかけて蒸し器で約10分蒸す。
  3. フライパンにごま油、にんにく、しょうがを加えて熱する。香りが出たらを加えてトウチーをつぶすように混ぜる。
  4. 鯛にをかけて、白髪ねぎと手でちぎった香菜を盛る。

料理のポイント

  • 事前にトウチーをつぶしておくと、短時間でできる
  • 白髪ねぎは氷水に放つと美しいカールができあがる

美容・栄養・日本酒

鯛は日本の代表的な白身の高級魚。「おめでたい」とかけてお祝いに使われます。鯛には真鯛、黒鯛、血鯛、黄鯛などの種類がありますが、真鯛は鯛の中で一番大きく市場にもたくさん出回っています。

真鯛の天然ものと養殖ものは、おもしろいことに栄養の違いが若干あります。真鯛は低脂肪、低カロリー、高たんぱくのヘルシーな魚です。天然ものは100g中に5.8gの脂質を含んでいますが、養殖ものは10.8gと約倍量です。よってカロリーも養殖物の方が高め。それでもさんまに比べれば、養殖物でも脂質の含有量は半分以下です。また真鯛は意外にも、青魚に多い血液サラサラ効果のあるDHAやEPAも多く含まれています。『白身魚のトウチー蒸し』は、メタボが気になる方にはお勧めのメニューですね。

一方、調味料として使うトウチー(豆鼓)は中国で古くから使われている調味料です。黒豆を麹菌で発酵させた浜納豆のようなもの。適度な塩分とうまみが凝縮されているので、さまざまな料理に使えます。トウチーは、細かく叩いたり刻んだりして加熱すると風味がぐんと増します。これをあさりの酒蒸しに絡めたり、冷奴に盛ってもおいしくいただけますよ。

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