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日本酒スタイリスト 島田 律子
風呂敷 de 日本酒ラッピング 「前結び」

2011年4月 アウトドアイベントに、ちょっとおしゃれに「前結び」。

完成写真

毎年この時期になると、長かった冬が終わりを告げるとともに暖かくなり、テレビでは桜前線の北上情報が流れ、お花見の風景が多々見られて春到来!気分も華やぎますね。満開の桜の木の下で、日本酒が飲める喜び。日本人でよかった~♪と思える瞬間でもありますよ。
ところで、今ではすっかりアウトドアパーティーとして恒例のお花見ですが、平安時代にはすでに行われていた行事で、本来の花見には、桜の木は田んぼの神の依り代(神が宿る木)と考えられていたことから、豊作を祈願する意味が込められていることをご存じですか?
折角のお花見で、日本酒を紙コップでいただくのは、ちょっともったいないというもの。エコの面からも、みんなで自分のお気に入りの酒器を「マイ猪口(ちょこ)」として持ち寄って、今年も美味しいごはんが食べられますように、と祈願しながら粋に日本酒を楽しみたいものですね。

そんなアウトドアイベントに、ちょっとおしゃれに日本酒を持っていくための今月の包み方「前結び」は、ペットボトルから一升瓶まで包める、もっとも基本の瓶の包み方です。瓶が動かなくなるので、重いものでも安心して運べますよ。

包み方の手順

  1. 手順1

    風呂敷の中央に瓶を立てて置き、左右の隅を持ち上げ、瓶の上で結ぶ。

  2. 手順2

    残った両隅を持ち上げる。

  3. 手順3

    後ろで交差させる。

  1. 手順4

    前で真結びにする。

  2. 手順5

    瓶の上で作った結び目の一つをほどき、ねじって小さい真結びを作って出来上がり。

今回の風呂敷

風呂敷写真
桜(68㎝幅)  カラー:ピンク/グリーン 素材:レーヨン100%
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