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日本酒スタイリスト 島田 律子
りっちゃんの日本酒ひとりごと2002/05/24号

日本酒を広めていこうキャンペーン「Osakeテラピー」は30代有職女性をメインターゲットに設定していることは、皆様ご存知ですか?そうなのです。日本酒は、30代の女性に一番よく飲まれているんですね。
ということで、私は30代の女は何を考え何を求めているのか、ということについて、先日東北地区で行われたイベントに、パネリストとして参加させていただいたのですが、その時の模様の一部をここにご紹介させていただきますね。
まず、30代の女性というのは、どういった生き物なのか、というと、世の中に出た時はバブル全盛で、メッシー、アッシー、ミツグ君に囲まれ、一流のものを見てきている。そんな、一度日の目を見た女達の、いつまでも輝いていたい願望、カッコよくありたい願望は、30代になっても衰えを知らず。男顔負けのキャリアに、勉強に励むなど、とんでもなくパワフルなのが、30代の有職女性なのだよ。
そんな女達は、確かにストレスも多い。したがって、一歩仕事から離れると癒されたい、と思っている。それが、癒し度の高いお酒、日本酒に走らせる理由なんだろうね。
では、これからの日本酒はどうあるべきか。
イメージをもっとお洒落なものにするために、日本酒のカクテルを提案。例えば、これは私が考えたカクテルの一例ですが、名前は「フレッシュスマイル」日本酒をグレープフルーツジュースとソーダー水で割る。などなど。
そして、日本酒はヘルシーで美容にいい、といったイメージをもっとつけるために、例えば、ワインのソムリエさんのように日本酒もカッコよくダンディーなオジサマがサービスする、カリスマ杜氏、を輩出する、など、日本酒に関わっている人をもっともっと表に出していく。
日本酒のビンのラベルが、作り手はどうしても女性ターゲットだと思うと、可愛らしいものを作ってしまいがちだが、30代の女たちは、可愛いではなく、カッコいい物を求めている。もっと考えるべき。
などの意見が出ましたが、皆はどう思いますか?
30代の女というのは、こんなカンジで欲張りなのですよ。

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