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日本酒スタイリスト 島田 律子
りっちゃんの日本酒ひとりごと 2003/12/19号

前回、そば打ち職人を呼んでホームパーティーをした話を致しましたが、今度は、別の友達の家に招かれて行ったら、フレンチのシェフが来ていて、料理を作っていました。今、こういうスタイルのホームパーティーって、流行っているのかな?

しかし、目の前で、本当に普通のお家にあるようなフライパンで作ってくれるフレンチの数々は、ソースたっぷりのコテコテフレンチではなく、さっぱりヘルシーフレンチだったこともあって、盗めそうな技ばかり、だと思ったら・・・。

ほうれん草の下、というか、元の赤い部分だけをバターで炒め、モンゴルだかなんだかのこだわりの塩を振りかけただけのものは、自分でも作れそうだったな。しかし、あとの料理は、じっと見ていたけど何やっているのかさっぱり分からなかった。まあ、一朝一夕でフレンチをマスターしようだなんて、そりゃ無理か。

それにしても、家庭用のフライパンで作るフレンチは、少量ずつ作っては出すということになるから、そのペースは、お酒を飲みながら語らいあいながら食べるには丁度いい。
そして、私は日本酒を持っていったのだけど、純米酒などのコクのあるタイプのお酒は、フレンチに合うのよ。「こりゃ美味い!」などと言いながら飲んでいたら、最初ワインを飲んでいた友達も、徐々に日本酒を飲み始め、そして、その料理との組み合わせの美味しさに驚いていましたよ。

どうですか?やっぱりプライベートシェフを呼んでのホームパーティーって、大人でお洒落よね。

なんだけど、話している内容がね。
「今年も終わっちゃうじゃないのよー、どうしてくれるのよ!来年こそ、どんな手を使っても結婚するわよー!」
という、三十路中盤過ぎの女たちの叫びが主だったからね。お洒落とは言えないか・・・。しかし、「どんな手を使っても」って、どんな手だ?怖いですか?

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