全国きき酒選手権大会ガイド

2024年
第43回全国きき酒選手権
大会詳細

2024 Kiki-Sake championship

開催日時 令和6年11月9日(土)12:00~18:00(受付11:30~)
開催場所 赤坂インターシティコンファレンス
東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 4F
https://aicc.tokyo/
本年度実施大会 ①各都道府県(個人戦/団体戦)
②大学対抗の部:2名1組
③社会人日本酒愛好会対抗の部:2名1チーム
競技区分 筆記試験/きき酒競技(マッチング法)
入賞商品 ●参加者には、参加証をお送りします。
●成績上位3位には賞状と賞品を差し上げます。
スケジュール 11:30 受付・開場
12:00 開会式
12:20 筆記試験
13:00 きき酒競技
15:00 講演会
16:00 プレーオフ
17:00 懇親会・表彰式
18:00  閉会



きき酒競技ルール

筆記試験

日本酒に関する正確な知識を競うものです。日本酒に関する問題が30問出題されます。制限時間は20分です。

きき酒競技

お酒の違いを識別し、またその再現性を競います。まず前半に7種類の酒質の異なる日本酒を試飲して、自分の好みで1番から7番まで順位をつけ解答します。次に後半で並び順が違いますが前半と同じ7種類の日本酒を試飲して、同様に好みで1番から7番までの順位をつけ解答します。前半と後半での好みがあっているかを点数化します。競技時間は前半7分、インターバル3分、後半7分の計17分で行います。

きき酒のコツ

その① 目で

その① 目で

目で色調、清澄度を観察する。
●蛇の目ちょこ
蛇目のおちょこ ・白磁の部分で、着色の程度を観察する。
・蛇の目模様は、清澄度を観察するために優れている。

その② 鼻(嗅覚)

その② 鼻(嗅覚)で

①容器をそっと鼻に近づけて「上立ち香」をみる。
②少量(5ml程度)を口に含む。
③空気をすすったあとに香りを鼻に抜いて口中の香り「含み香」をみる。

その③ 舌(味覚・触覚)

その③ 舌(味覚・触覚)で

①舌の上の味(甘味、酸味、苦味、うま味)、口当たり(きめ)をみる。
②吐き出した後の後味(キレ)をみる。
*全体の調和、キレに品質の高さが表れる。

全国
きき酒選手権
とは?

About Kiki-Sake championship

「全国きき酒選手権大会」は、日本酒文化の普及・振興を目的に1981年にスタートし、今年で43回目を迎える歴史ある大会です。アマチュアを対象に、各県予選を突破した代表者などが、日本酒に関する筆記試験と、7種類の日本酒について味や香りを確かめながら判別する“きき酒”を実施し、きき酒日本一を競います。

2013年に開催された第33回大会からは、日本酒好き大学生が1組2名の大学対抗で特別枠として参加し、さらなる熱戦を繰り広げています。2021年に開催された第40回大会では、オンライン名人戦と銘打ち新型コロナウィルス感染症対策としてきき酒競技と日本酒実力テストを初のオンラインで実施しました。2022年は2019年以来3年ぶりのリアル開催を実施。全国32都道府県から選抜された代表選手66名が参加し熱い戦いを繰り広げました。

全国きき酒選手権
過去大会レポート

2024 Kiki-Sake championship Report

過去大会に関してのレポートを
下記からダウンロードいただけます。

全国きき酒選手権
過去大会実績

2024 Kiki-Sake championship Achievements

実施年 団体の部優勝 個人の部優勝 大学対抗の部優勝
第42回 令和5年 福島県 福井県 白井聡
京都府 植松みなみ
筑波大学
第41回 令和4年 熊本県 香川県 有村和彦 千葉大学
第40回 令和3年 東京都 刀禰俊哉
第39回 令和元年 青森県 山形県 横山千広 横浜国立大学
第38回 平成30年 宮城県 長野県 高橋嗣明 京都大学
第37回 平成29年 高知県 熊本県 羽矢治郎 東京大学
第36回 平成28年 高知県 東京都 早川サトル 東京農業大学
第35回 平成27年 千葉県 秋田県 工藤功一 成城大学
第34回 平成26年 滋賀県 宮城県 本郷憲吉 明治大学
第33回 平成25年 長野県 長野県 由井志織 東京農業大学
第32回 平成24年 群馬県 秋田県 谷口秀明
第31回 平成23年 群馬県 大阪府 西村百代
第30回 平成22年 長野県 長野県 中西康裕
第29回 平成21年 高知県 兵庫県 瀧村健治
第28回 平成20年 山口県 千葉県 青木三枝子
第27回 平成19年 島根県 福島県 菅野寛子
第26回 平成18年 島根県 静岡県 松永安代
第25回 平成17年 佐賀県 三重県 川口雅生
第24回 平成16年 鳥取県 岩手県 三浦達也
第23回 平成15年 鳥取県 鳥取県 福本功
第22回 平成14年 静岡県 静岡県 竹田京子
第21回 平成13年 滋賀県 埼玉県 荻野和秀
第20回 平成12年 宮城県 東京都 川口史恭
第19回 平成11年 大阪府 大阪府 鈴木利正
第18回 平成10年 宮城県 埼玉県 桑島裕
第17回 平成9年 茨城県 茨城県 古賀聡
第16回 平成8年 岩手県 岩手県 上野律子
第15回 平成7年 愛知県 岩手県 堺伸也
第14回 平成6年 大阪府 大阪府 井上稔
第13回 平成5年 東京都 宮城県 目黒敬章
第12回 平成4年 岩手県 長野県 金子淳子
第11回 平成3年 茨城県 静岡県 内藤啓司
第10回 平成2年 山口県 長野県 浅原利一
第9回 平成元年 新潟県 東京都 佐藤文雄
第8回 昭和63年 埼玉県 大分県 河内邦英
第7回 昭和62年 佐賀県 佐賀県 松永博子
第6回 昭和61年 青森県 埼玉県 楠田卓也
第5回 昭和60年 埼玉県 熊本県 荒木佳津子
第4回 昭和59年 鳥取県 北海道 加藤利一
第3回 昭和58年 秋田県 山口県 吉本明美
第2回 昭和57年 奈良県 山形県 井上隆史
第1回 昭和56年 千葉県 鳥取県 岡本常雄

団体の部優勝回数

3回

鳥取県、高知県、宮城県

2回

青森県、岩手県、茨城県、群馬県、埼玉県、
千葉県、長野県、滋賀県、大阪府、島根県、
山口県、佐賀県

個人の部優勝回数

5回

長野県

4回

東京都

3回

岩手県、埼玉県、静岡県、大阪府

2回

宮城県、秋田県、山形県、鳥取県、熊本県