日本酒スタイリスト 島田 律子
ご褒美時間 Osake&Food 第6回のご褒美
今回は、7月に行った「日本酒＆bio table 女子会」からご褒美時間をご提案させていただきます。
日本酒は、夏に冷やして美味しい、吟醸タイプ、生酒、活性タイプなどを、いくつかはオンザロックの日本酒クールスタイルで楽しみました。
そんなお酒たちに合わせるお料理は、これまた夏に美味しいエスニック料理。
日本酒とエスニック料理～？それがとっても合うのです。
丁度七夕の前日に開催したこともあり、このロマンティックな夜を、ゲストの皆さんと織姫と彦星に思いを馳せながら短冊に願い事を書いて楽しみました。
いや、女子会なので～・・・おしゃべりいっぱい、ロマンティックとはいかなかったかな？
そして私の願い事は・・？それは秘密です！
まずは「りっちゃんのワンタッチカクテル」
＜シソ・ジュレップ＞で乾杯！
ウェルカムドリンクは、和風ハーブ、シソを使った、ミント・ジュレップならぬ、シソ・ジュレップのカクテルでおもてなし。
シソを使えば、ご覧のように見た目にも爽やかで、涼しさを運んでくれるよう。
香りもよく、食欲もわくものです。
暑い夏、夏バテ防止には、このカクテルでキマリですね！
今回は、「朱鷺の島」として知られ、2011年には国連食糧農業機関より「世界農業遺産」に認定された佐渡島の、とりわけ名水の地である真野地区で造られるお酒を頂きました。
蔵元さんよりセレクト頂いたお酒は、以下のラインナップ。
まずは、辛口の純米吟醸酒を冷で。
噛みしめるように飲みたい力強い純米吟醸原酒は、オンザロックのクールスタイルで。
大吟醸無濾過生原酒は、こちらもオンザロックのクールスタイルで。
ほんのり上品な甘みと口に含んだ時のプチプチ感が美味しい活性にごり酒は、冷で。
お酒がコクを増していくのに合わせ、料理もサラダなどのさっぱりしたエスニックからコクのあるものへと順に、マリアージュを堪能。
さて食事が終わり、会の盛り上がりも最高潮の頃。ここで、蔵元さんからサプライズが～！
なんと、この会のために、全国新酒鑑評会で何度も金賞を受賞、また、インターナショナル・ワイン・チャレンジでゴールドメダルを受賞した最高峰の日本酒と、世界初、日本酒のショコラリキュールをプレゼントして頂いたのです！
これにはゲストの皆さんも大喜び。
最高峰のお酒は軽く冷やして、ショコラリキュールはデザートのココナッツ風味の豆乳ブラマンジェにシロップとして掛けて頂きました。
日本酒とエスニックのマリアージュに感動。
そしてサプライズに感激！そんな蔵元さんの粋な演出に、酔いしれた私たちなのでした。
今回の一押しレシピは、「きゅうりとディルのサラダ」をご紹介！
夏らしいさっぱりとしたサラダです。
エスニック料理が自分で作れちゃうなんて、嬉しいですよね。皆さんも、是非マスターしてくださいね。
【3～4人分】
| きゅうり | 2～3本 |
|---|---|
| ディル | 3～4枝 |
| 玉ねぎ | 1／4個 |
| [A] | |
| 塩 | 少々 |
| ナンプラー | 小さじ2 |
| サラダオイル | 大さじ2 |
| お酢 | 少々 |
-
きゅうりは洗って、すりこぎ棒や包丁の柄などでたたいて、手で割りほぐす。
-
ディルを小さくちぎる。
-
玉ねぎはみじん切りにしておく。
-
ボールに[A]を入れてよくまぜ合わせ、きゅうりとディルを加えて和える。
きゅうりは包丁で切らず、たたいて割る事で味がなじみやすくなります。
オリーブオイルで作るとエスニック感が半減してしまうので、
べに花油、ひまわり油、ピーナツ油などで作ってくださいね。
夏にはやっぱりエスニック料理が美味しいもの。
早速私も作ってみましたが、これは、も～、冷やした辛口の日本酒に、ほんと合いますな～！
この夏、私と主人の晩酌のお供は、このサラダが定番となりました。本当にもう病み付きといっていいほど！
見た目にもお洒落なので、おもてなし料理にも、もちろん最適です。
日本酒とエスニック料理で夏バテ知らず。皆さんも、この夏はこのマリアージュで乗り切ってくださいね！
美味しいお酒は、お気に入りの酒器で頂けば、
更に美味しく感じられるもの。
そこで、ゲストの皆さんに「マイ猪口」をお願いしたところ、
こんなにたくさんの素敵な「マイ猪口」たちが集まりました！
-
ゲストの方、ご自身が作ったお猪口だそうです。これぞホントの「マイ猪口」ですね。なんて素敵！
自分作のお猪口で頂くお酒・・・さぞかし美味しいことでしょうね～。
フードスタイリスト。「pen」「オレンジぺージ」「saita」他女性人気雑誌や広告でレシピ提案、スタイリングなどで活躍するかたわら、ケータリング、予約制カフェ・レストラン、料理教室を柱とした“ナチュラルフードクッキング”を主宰。シンプルにおいしい、野菜たっぷりのごはんを、さまざまなシチュエーションで多くの人に届けるべく、奮闘中。
特にケータリングは健康志向の多くのタレント、ミュージシャンからも支持を受けている。夫は建築家。女児2人、男児1人の3人の母でもある。