知って得する日本酒と健康にまつわるQ&Aや、マナーをお教えします。(「日本酒読本」(平成8年10月発行 )より引用)
 
健康Q&A
適量さえ守れば、日本酒は「百薬の長」。お酒が健康にも良いとなれば、こんなに嬉しいことはありません。気になるお酒と健康の関係を専門家や医師の方々にQ&A形式でお答えいただきました。
  1 「お酒は百薬の長」っていいますが、どういう意味なのでしょうか?
  2 「飲むときには蛋白質やビタミンを取れ」というのは、なぜですか?
  3 「日本酒は善玉コレステロールを増やす」って聞きましたが?
  4 「糖尿病と日本酒には直接の関係はない」と言われましたが?
  5 身体のためにもよく、アルコール依存症にもならない飲み方は?
  6 女性の方が、男性に比べて、お酒に弱いのかしら?
  7 「日本酒には制ガン効果がある」って、本当なんだろうか?
  8 「パーティーなどでスマートに飲むコツ」があったら知りたいが?
  9 お相撲さんのお肌がきれいなのは、日本酒を飲むからかしら?
  10 「ストレスの解消には、お酒を飲むのが一番」と聞きましたが?
  11 「老人病、ボケの防止に日本酒が効く」というのは本当ですか?
  12 「お酒が美味しく飲める雰囲気」って、あるんだろうか?
  13 「適量飲酒は心臓病の予防になる」と聞いたが、本当なんだろうか?
  14 「日本酒は太る」って聞いたけど、太らない飲みかたってないのかしら?
  15 お酒を楽しみつつ、長生きをして豊かな老後を送りたいのだが?
  16 健康診断で調べるγ-GTPは、どう理解すればいいのだろうか?
  17 「お酒を飲むと食欲が湧く」のは、どうしてなのかしら?
 
お酒のマナー10則
日本酒は、一人でも二人でも大勢でも、ともかく楽しく飲みたいものです。パーティー、宴会などで飲むときに心がけておきたいこと、また、健康のためにも、これだけは守りたいエチケットをまとめました。
 
一、 笑いながら共に楽しく飲もう
お酒を飲む時は愉快に楽しくが一番。怒ったり、やたらと議論を吹きかけたりするのは慎みたいものです。
二、 自分のぺ−スでゆっくりと
適量をマイペースで飲むのが、本当のお酒の楽しみ方です。かけつけ3杯とか、勧められるままについ、はやめましょう。
三、 食べながら飲む習慣を
飲む前に少し食ベ、飲むときは食べながら飲みます。アルコールの吸収を遅らせ、大事な肝臓を守ってくれます。
四、 自分の適量にとどめよう
適量だなと思ったら、どんなに勧められても、そこでストップ。断る勇気のある人こそ、本当のお酒好きだと思います。
五、 週に2日は休肝日を
できれば2日続けて肝臓を休ませましょう。タフな肝臓は、休ませることで、急速にその機能を回復させます。
六、 人に酒の無理強いをしない
人それぞれのペースを認め、守りあうのがお酒のみのマナーです。さしつさされつはほどほどに、後はマイペースで楽しみましょう。
七、 くすりと一緒には飲まない
薬もアルコールも、同じ肝臓が分解します。一緒に飲むことで、身体に悪い影響が出やすいので、避けましょう。
八、 イッキ飲みはしない、させない
急性アルコール中毒の原因になりますから、絶対にいけません。お酒好きなら、やめさせるのが常識です。
九、 遅くても夜12時で切り上げよう
飲み会は、楽しいうちにお開きにするのがマナー。その後のお酒は「百害あって一利なし」。終電前には帰りましょう。
十、 肝臓などの定期健診を
年に数回は定期的に健康診断を受け、自分の健康度を知っておきましょう。身体を悪くしてからでは遅すぎます。